2013年6月22日土曜日

エプソンEP-802Aのインクの目詰まりクリーニング、分解修理に挑戦!その結果・・。

今回は普段使用しているプリンターがインクの目詰まりを引き起こしてしまい、どうにかならないかとネットで調べてみました。

すると、インク目詰まりを解消する・・かもしれないアイテムの存在を知る事になり、仕方がないので、いちかばちか試してみようと思い購入しました。

で、肝心のプリンターですが、エプソンEP-802Aという機種です。



さてまずは購入したクリーニング液の説明書通りにやってみることに(^^ゞ



目詰まりしていたインクは「ライトシアン」のひとつのみです。

クリーニング液がどれぐらいの量必要になるか不明だったため、とりあえず最初は2ml注射器で吸い取りました。




そして、インクカートリッジをとりあえず全部取り出して、インク導入用ニードル(突起)に注射器のチューブを差し込み、ゆっくりと押し出しました。

すると、ゆっくりながらも中へと入っていたみたいです。

しかしあとでわかったのですが、実際にプリンターの内部に入っていっていたのではなく、その突起部周辺に漏れだしていただけでした(>_<)

何度か押したり引いたりしてみたものの、若干説明書通りに中身が吸い出せたかな?と思えるくらいで、そこまでクリーニングに効果がある様には思えなかったのです(^_^;)

そこで改めて別の目詰まりしていないインクの方を試してみることにしたのですね。

するとどうでしょう!

説明書通りに実行すると、確かに中身のインクが吸い出せ、また押し戻す動作が繰り返しできましたので、これならクリーニング効果は出るだろうな、と思ったのです。

つまり、目詰まりしていない部分は実に簡単にクリーニング効果が出るのでしょう・・・あくまでもそれはインクカートリッジ挿入部先端付近にインクが固着していた場合なのです。

私の場合は、押せど引けど肝心の「ライトシアン」の目詰まりは解消せず作業が進みません。

ということは目詰まりはかなり奥の方で起こっていると推測されました。

そこでどうやらヘッド部の方に問題があるという判断になったわけです。

しかしながらヘッド部まではクリーニング液がどんなにやっても届きません・・。

押しても注射器のチューブが圧力に耐え切れず、周囲に吹き出してしまいます。

こんな状態が2,3回続きました。

そこで、最終手段に出ることにしました(^_^;)

分解してみようと!

これはネットの情報を参考にネジを一本一本取り外していき、こうなりましたσ( ̄∇ ̄;)



あーあ・・(´∇`;)ゞ

途中でピンがあったんですが、それも見事に破損する始末で。





これはもうしょうがないですね。。(+o+)




そしてこれがヘッド部です。

インクのチューブとの接合部を外した状態ですが、外す時はヘッド部を完全に外した状態でやらないとインクが噴出してきますので、あらかじめ容器か何かを用意しておきましょう。

接続部はこうなっております。



小さな6個の穴が密集して見えますが、ここから各種インクがヘッド内に流れていっているという事が判明☆

ここで、インクカートリッジを全部外した状態で、クリーニング液を注射器で突起部から注入していくと、全てのインクがここから出てくるのを確認できました!

ということは?ですね、

ここはスムーズにインクが流れていっている事になります。

ならばです。

問題なのはヘッド部そのものが目詰まりを起こしているという事になりますね。

これがヘッド部のインクが出てくるところ。



少しわかりにくいですが、縦に6本、インクが出る小さな穴が一列に並んでいるのですよ、これ。

そのうちのライトシアンがここから出てきていないのですね。他のインクは出てくるのを確認できましたので(´・ω・`)

ここでキッチンペーパーにクリーニング液を付けて、ヘッド部に当てておきましたが、改善の兆候が見られず、最終的には断念するしかありませんでした(>_<)

そしていよいよ再組付けし終わって、いざ電源を入れてみると何度も問題が発生しまして(^_^;)

そのたびに分解、チェック、組み立て、分解、チェックでほとほと疲れ果て、作業は翌日に持ち越しです。

そして、なんとか上手く動作する様はなっていきましたが、肝心のスタンバイ状態までプリンタが作動せず、挙げ句の果てにはインクカートリッジが認識できない・・?

そこで、何が問題なのかわからないためとりあえず接触部分の手入れをしてみました。





これを綺麗にティッシュで拭いてあげても、認識しないのです(^_^;)

でも実際には認識しているという事が分かったのですが、

なぜか全部をセットして上ブタを閉じると、認識できないと表示が出てきてしまうのです。

これでもう完全にお手上げ状態です(^_^;)

なすすべがありません。

一体全体何に触れたのがまずかったのか、間違ったことをやったのかですよね・・??

こうして修理は失敗に終わり、EP-802Aは廃棄処分・・

次は新品のまたもエプソンシリーズのEP-705Aを注文することになりました(^_^;)

インクも同じIC50系が使えますので

まぁ1万円そこそこで買えたので、良しとしましょう☆

EP-802Aは15,500円程しましたので、

これはメーカーに依頼修理する費用よりも新品を購入した方が明らかに安いんですよね。

レビューはまた次回にでも☆



インクも互換インクを利用する事になります。

今までも互換インクを利用していたのですが、

アマゾンが一番安いですね☆


さてさて、今回の体験で分かった事を書きますね。

もしインクの目詰まりが起こったら、ブラック以外のインクが使えなくなっても、そのままスキャン機能やモノクロ印刷ができるなら、そのままの状態で利用するのはありだと思いました。

そして定期的にノズルのクリーニングをするならば、プリンターの機能で自動でやるのはインクの減りが早いので、クリーニングキットで、上記の通りの手順で一個ずつやればOKだと思います。

そうすれば結果的に使用するインクの量も少量で済みます。

今回の私の場合は、クリーニングは手遅れ状態で、時すでに遅しだったというわけで、これを防ぐには毎日にでも電源を入れ一度は使用するよう心掛けるべきだったのかもと思いました。

もし同じエプソンEP-802Aをお持ちの方でインクの目詰まりになった時の参考になればと思います。

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